世界初のカップ麺とされるロングセラー商品で、時代とともに食の多様化によって様々な風味の商品や、「ミニ」や「BIG」などの異なるサイズの商品も発売されている。熱湯を注いで3分で食べられるよう、麺は細く扁平で、発泡スチロール製(現在は紙製)のカップの中には粉末スープとフリーズドライ化された具材が入っている。
大量生産にあたっては、様々な工夫が凝らされている。のちに様々なメーカーから同種の食品が発売されたが、カップヌードル自体は最初に登場したカップ麺という事で、定番化したが故に先行者利益から大きな先取点を得ており、特にオリジナル(しょうゆ味)は現在においても世界中で好まれているカップラーメンにおいて人気第1位を維持しており、第2位はカレーが選ばれている。
2005年(平成17年)現在では世界80カ国で消費され、派生商品も含めて発売以降累計250億食が製造、消費されたという。
なお、日本国内向けは「CUP NOODLE」だが、日本国外では「CUP NOODLES」である。また、当初アメリカで発売を開始した際には、CUP OF NOODLESの意味の「CUP O'NOODLES」の名称だった。1996年から2006年までの間、ニューヨークのタイムズスクエアに製品を模した巨大な看板が設置された。この看板はカップから湯気が出ており、カウントダウンではカップから花火を打ち上げるという演出がなされた。
当時の日清の社長でチキンラーメンの開発者である安藤百福が、紙コップで食べられるラーメンをと発案して作られた。
元々は1966年(昭和41年)にチキンラーメンの海外進出を目指してアメリカ人バイヤーに売り込んだ際、これらの人々が砕いたチキンラーメンを紙コップに入れ、これに熱湯を注いでフォークで食べていた事がヒントになっているという。ラーメンが丼と箸という枷を逃れて海外進出するための戦略商品だった。なお当時の紙コップはロウを使ったパラフィン紙を利用していたため、売り込みから戻った同社長はホテル内で試したが「紙コップ臭くて美味しく食べられなかった」と後に述べている。このため、他社で発泡スチロール製容器が紙コップに置き換えられた時期でもカップ素材は変更されなかった。
また、日本向け製品で用いられているアルミ箔と紙を貼り合わせた構造の密封性の高いフタは、安藤がアメリカから帰国する際の機内食で出されたマカデミアナッツの密封パックで使われていたものをヒントにしている。安藤はこのパックを、開封したものに加え、未開封のものを別に1つもらって持ち帰り、容器の開発時の資料とした。その現物は、今も日清食品で大切に保管されている。
発売当初から続くパッケージのデザインは、1970年の日本万国博覧会のシンボルマークをデザインした大高猛によるもの。発泡スチロール製の容器に乾燥麺をつめることにより容器自体の強度を上げたりと、梱包方法一つをとってもさまざまな工夫の積み重ねと試行錯誤の繰り返しにより決定された。麺は「瞬間油熱乾燥法」と呼ばれる方法で製造されている。一般の袋入りインスタントラーメンの麺は厚みが3cm程度であるのに対し、カップヌードルの麺はカップの形状に合わせた円錐台形であり、開発時にはなかなか麺全体に熱が行き渡らず苦心したという。
また、カップの底に空洞があるのは、「出荷時の麺割れを防ぐ(中空保持構造)と同時に、湯をそそいだ時に対流を発生させ、時間の経過とともに徐々に麺の重心が下に移動することにより、3分後の完成時には何もしなくても全体が自然とほぐれ食べやすくなり、その時にスープの水分も密度の高い上部と下部でまんべんなく行き渡るように計算されている(麺塊構造)」というのがメーカー側の説明である。これら中空保持構造と麺塊構造については日清食品が関係する特許を取得し保持していたとされる。ただし既にその権利に関する大部分は期限が切れている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
最近はカロリーオフとかかなり嬉しい商品が出ています。
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